FMSによる遠隔講義システム
遠隔講義システムって?


私達の研究室では小人数セミナーや個別指導にぴったりの インターネット遠隔講義システムを開発致しました。
このシステムではインターネットのホームページが見られるPCで あれば基本的にすぐに講義を聞く事ができ、とても簡単に使えます。
操作の方法は次の3ステップでOK!
- PCをインターネットに接続します
- 遠隔講義用のページを開きます
- 聴講したい講義のページを選びます
この3ステップで講義をきくことが出来ます。
さらに、PCにマイクをつければ講師に質問をしたり、学生同士でディスカッションが出来ます。 ウェブカメラを取り付ければ 参加者同士、お互いの姿を相手に送る事ができるので、 まるで本当 のゼミに参加しているかの様な臨場感が味わえます。
私たちは、この遠隔講義システムによって、 学習における地理的・時間的な制約を少しでも緩和できれば、と感じております。
メリット
このシステムを使用することで安価に遠隔講義のシステムを構築・ 運営する事が出来ます。
機能
- 音声とカメラ画像による講義・チャット機能
- パワーポイント資料の提示
- ホワイトボード機能(資料への書き込みが可能)
- ビデオ等の動画提示
- 小テスト機能(自動採点機能つき)
今後の発展
私達の研究室では現在、様々な研究テーマへの本システムの応用を精力的におこなっております。
例として、NPO法人多摩胃ろうネットワークと共同で壱岐への遠隔実技セミナーをテストしております。
2011年5月28日,青梅市立病院での胃ろうセミナー中継の様子。手持ちの小型PCからワイアレスで実技セミナーの様子を本システムによりテスト配信しました。

一般公開用デモ
以下の当研究室内サーバにて、一般公開用のデモンストレーションを行っております。
主な実績
現在、沖縄県立看護大学 へ導入され、離島の看護学生へ向けた大学院教育で使用されております。
日本ルーラルナーシング学会 第二回学術大会 で使用され、東京・那覇・名護を結んだ遠隔シンポジウムに使用されました。(2007年6月30日)
新聞報道など
- 科学新聞 2007年3月23日 「東京→沖縄→離島を結んで 看護医療を遠隔講義 正式の大学院教育開始」
- 沖縄タイムス 2005年1月25日 「講義と看護をネットで中継 県立看護大」
- 琉球新聞 2005年1月19日 「自宅で勤務先でピッ!ネット使い遠隔講義」
- 沖縄タイムス 2004年7月13日 「離島のフォローに活用 県看護大で新通信デモ」




論文
- 若松、高橋:沖縄離島を念頭においた看護遠隔教育システムの開発,日本健康科学学会論文誌,2007;23-2:104-116.
お問い合わせなど
本件に関する技術的なご質問などは、開発担当の高橋まで お気軽にご連絡ください。
生体機能支援システム学 - 2011年5月30日更新 - ご意見ご感想はこちらへ