人工呼吸装置の動作

 

 遠隔医療システムの中核である人工呼吸装置は,単独でも酸素濃度調整可能な呼吸管理装置として動作します.この装置で実現した換気モデルであるStep-Sinusoidal modelは人間の健常な呼吸に近いので,ファイティングが起こりにくい特徴があります.

人工呼吸装置の内部構造

 

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説 明

単独で使用している場合,画面右上に赤く「独立運用中」の文字が表示されており,自動呼吸管理を行っていることを示しています.

実験機の画面ではマスク内の圧力,呼吸装置が送出したガスの流量,酸素濃度(この場合,一定)がグラフとしてアニメーション表示されています.

遠隔通信用端末装置と接続していると,遠隔の医療機関を呼び出します.

このときの通信状況は,右上の表示が黄色→白の順に変化して,患者側に知らせます(実験機の場合)