遠隔医療対応型人工呼吸装置の変遷
遠隔の医療機関から患者の呼吸管理を行うためには,遠隔通信に対応した呼吸装置が必要です.
そのような装置は製品として市販されておらず,実験するためには一からの建造が必要でした.
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【初号機】 試作初号機です.当初は酸素濃度を調整可能な人工呼吸装置として開発されました. 遠隔医療に対応していませんでした. |
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【貳号機】 遠隔医療に対応するために,初号機を改良しました. 外付けの端末装置と接続し,呼吸管理を行うと同時に,医療側端末と通信を行います. 同時に,医療側からの制御により,呼吸装置を調整可能にしました. |
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【參号機】 上の貳号機は若干大きいのが難点でしたので,部品等の吟味を行い,小型軽量化を目指しました. 実験データ測定用コンピュータが外付けですが,カメラとの対比から,貳号機より小さく,重量も 半分以下となりました.新しい換気モデル も実現し,楽な呼吸が出来るようになりました.もちろん,遠隔医療にも対応しています. 装置の動作は こちらをご覧ください. |