ハサミ型力覚提示装置の開発
ハサミ型力覚提示装置は
仮想被切離物体の構築手法の開発と同時進行で研究開発を行いました.この研究で,物体を切る時に得られる切離感覚は物体の物性値(弾性・粘性)およびハサミの特性(ハサミの長さ・刃先の鋭さ・ハサミのどこで切るか…etc.)などの条件をすべて反映するとの見識を得ました.詳しくは論文をご参照ください.力覚提示装置の開発時にはこれらの見識をベースとし,ワイヤフレームモデルとして構築した仮想シート状物体が,切離され,重力により垂れ下がる様子も表現しました.
ハサミ型デバイスの概念図と実デバイス
ハサミによって切られた仮想シート状物体の表現